2015/09/17

現採家庭が出国前にやること

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急な話で恐縮だが、折角なので現地採用家庭が日本へ赴任するにあたって直面した諸々についてメモしようと思う


今回は期間限定とはいえシンガポールから退去するので、住宅やその他諸々の契約関連を全て整理する必要があった

まず、生活基盤を築いたのがシンガポールなので全てが個人手配

駐在なら会社が手配や整理をしてくれるらしいのだが、我が家は全て自分たちでやらなければならなかった

これが、超~~~~~~~~~~~大変!!!


まず、簡単に下記にまとめる

1. 住まい
→コンドミニアムも契約中退去となるので、まず、Expat Clause(駐在員退去特約)に則って処理
契約書によると最低14か月分の家賃とエージェントへの追加手数料0.5ヶ月分の支払いが明記されているので、我が家の場合は合計3.5ヶ月分を追加で支払った

2. 銀行
→我が家はシンガの銀行をメインで使っていたので、私のSGDは半分ほど円に換金し、残りは旦那様の口座にキープ(私の住所無くなるので)にした
口座の閉鎖は銀行によっては平日にしかできないので早目にやってしまおう

3. インフラ系の契約解除
→携帯電話は2年契約なので、仕事で使う旦那様は2年の満期まで使い続け、私の携帯はペナルティを支払って早期解約をした
電気、水道、インターネットなどはオンライン上で手続きをして終わり

4. 引っ越しに関する業者手配
→引っ越しは会社指定の業者がやってくれるけれど、不用品の破棄やクリーニングは自分手配だし、カーテンやエアコンのクリーニングなどの定期契約関連は、退去日までに繰り上げで対応する必要がある
また、不用品などの譲渡も掲示板で自力で売りさばいた

5. 病院系の紹介状
→私の場合は経過観察の病歴があるので、医師のアポを取り各種検査結果のコピーをもらった(紹介状というシステムは無く、病歴の写しだけもらった)
が、公立病院なため全て英語記載なので、日本では英語対応可能な医師を探す必要がある

6. EP/DPや日本大使館系
→EP/DPは会社のエージェントに渡すと代行で返却してくれて、1か月の滞在許可証がもらえるのだが、この許可証のコピーが帰国時の船便の申請まで必要なので大切に持っておく必要がある
大使館の在留届の変更はオンラインでできるらしいけど、優先順位低いのでまだ手を付けていない…

7. 日本での新居探し
→日本での転居をサポートする業者はいるけれど、出身国への赴任なので不動産契約は個人、面倒くさ~~~!!!!
契約物件の家賃3か月分の定期収入のある保証人と印鑑証明を用意しろ、って言われても「いや、どっちも無いし」って感じだし、更に会社から発行された雇用証明書と年収証明書も必要で、しかも日本語で!って、どのみち無いわっ!ってちゃぶ台をひっくり返した
普通はシンガポール採用だと非日本人なので不動産も法人契約だから保証人や各種書類は不要らしいのだが、我が家の場合は個人契約だから必要ということで本当に参った

と、やること多いし状況がこんがらがって凄い大変だった


シンガポールのエージェントは東京について全く無知なので「有明のサービスアパートメントに滞在してください」とか言い出して、遠いわっ!!って怒ったりとかね

日本のエージェントも「法人契約じゃないんですか~、う~ん、そうですか~、書類も全部英語ですか、う~ん」みたいになるし

もし、同じような状況で日本へ赴任するようであれば、会社にもよると思うけれど全部自分で解決するくらいの覚悟が必要みたいですよ

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